学校長あいさつ

                  吉木小学校について

                                 校長   東 和男   

 本校は、明治7年に開校した、長い歴史を有する学校です。昭和30年に御笠

村が発行した『御笠村小史』に、「吉木小学は東吉木の吉木畑で一民家を借り

て教場として開校したが、五月今もある同地のさいの神塚わきに一教室の校舎

を新築してこれに移った、その頃、生徒は男子四十六人、女子十一人で先生は

一人であった。」
(40頁)とあります。また、「十二年一月大石小学(後の龍岩校)

が出来、三月十八日阿志岐小学が建った」とし、「大石小学は場所未詳、大石、

本道寺、原の三村共立であったが十五年六月二十二日本道寺村に移って、本

道寺小学と称した」(40頁)ともあります。「人皆学ばなければならない、邑に不

学の戸なく、家に不学の人なからしめん」という学制の精神が、明治5年の発布

からわずか2年たらずのうちに、この御笠の人たちに伝わったことに感動を覚え

ます。また、現在、教育にたずさわるものとして、身の引き締まる思いがします。

 本校は、校歌に「みかさは 古い 太宰府の 都人らの うたどころ」とあるよう

に、万葉歌碑が校内にあります。

      をみなへし 秋萩交じる 蘆城野を 今日を始めて 万代に見む

また、近くには、

      唐人に 衣染むとふ 紫の 情に染みて 思ほゆるかも

という万葉歌も建立されています。

 学校の周辺は、自然にあふれています。「眺めもよし」「瀬の音」「黄金の田」

「宝満おろし」と校歌にあります。宝満川を真ん中に、春は桜、夏は蛍、秋は稲、

冬は雪と、四季の変化に富んだ環境です。そんな中、元気一杯の子どもたちと、

豊かな心をはぐくむこと、学びを実感させることに教育の大きな目標をすえなが

ら、教職員とともに日々努力を重ねています。



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