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私たちの生活に役立てるために、地下資源を掘り出す仕事を鉱業(こうぎょう)といいます。日本の地下にある資源(しげん)は、鉱物(つちのなかのしげん)の種類は多いのですが、とれる量は大変少なくなっています。これは数多い火山帯が、国土をおおうように通っているため、土地の成り立ちがたいへん複雑(ふくざつ)なことが原因(げんいん)と考えられています。
そのため、日本の鉱業は、鉱物の種類は多いのですが、産出量(ほりだされるりょう)は少なく、あまりふるいません。
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露天掘りと坑内掘り
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<坑内ぼりとは>
坑内ぼり(こうないぼり)というのは、地中に坑道(こうどう)と呼ばれる穴を掘って、ほるやり方です。坑道(こうどう)は人間や機械(きかい)が入ったり、鉱石(こうせき)を運(はこ)んだりする道ですから、ある時は縦(たて)に、またある時は横に、がんじょうに作られています。
<露天掘りとは>
露天掘り(ろてんぼり)というのは、鉱産物(こうさんぶつ)が地表面(ちひょうめん)か地中の浅いところにある場合、坑道(こうどう:トンネル)を掘(ほ)らずに上から下へ掘り起こしながら採鉱(さいこう)するやり方です。
露天掘り(ろてんぼり)は、坑内掘り(こうないぼり)に比べると、掘り出す費用(ひよう)が少なくてすみ、仕事も楽に進めることができます。
<外国では>
外国では露天掘り(ろてんぼり)の鉱山(こうざん)が多く、中国(ちゅうごく)の東北部、撫順(ふーしゅん)の露天掘り(ろてんぼり)の炭田(たんでん)は有名です。
宮田ではこの露天掘り(ろてんぼり)の後が野球場が4個入るくらいの大きな池となって残っています。見たことがある人もいるでしょう。でも、なぜ日本では露天掘りが少なかったのでしょうね?
現在の露天掘りの後
| 炭田 |
石炭の固まっている層を炭層といい、炭層が集まっていて、現在掘り出されているところを炭田といいます。炭層が地面に近い場合は、地表から掘り下げて取る露天掘りをしますが、日本の炭層は地中深く有るため、地表から坑道を掘り下げて掘り出しています。
| 海底炭田 |
陸地の地下にある炭層だけでなく、海底にある炭層も掘り出されています。福岡県の大牟田にある初島は、三池港から2キロメートルも沖合に作られている人工の島です。この人工島は、三池炭田が海底にまでのびているので、石炭を運び出したり、坑道に空気を送り出すために作られたものです。
| 炭鉱 |
石炭を掘りだしている場所を、炭鉱といいます。石炭を掘り出すには、坑内に削岩機を持ち込んで掘ったり、ダイナマイトで崩したりして掘り出します。掘り出された石炭は、巻き上げ機やベルトコン
ベアーで、地表に運び出されます。次に、選炭場に運ばれここでより分け、質の悪いものや混じってきた岩石などをとりさります。これらのものをすてた山がボタ山です。坑内には水がしみ出てきてたまります。この水をくみ出す排水ポンプや、発生したガスを取り去る設備なども施されています。危険のおおい仕事ですから、安全のための設備には、特に注意が払われています。
| 石炭の使いみち |
石炭は工業用の燃料や原料として大量に使われるほか、ガス・電気などを作るのにも使われ、その使いみちの広いのに驚きます。また、化学工業の原料としても、工業の技術が進歩するたびに使いみちが増え、ますます重要な資源となっています。
石炭の使いみちを分けてみると、およそ次の三つに分けられます。
・燃料用として
まず、家庭用燃料として、ストーブ、風呂、その他大国使われていますが、工業用燃料として使われるのが大部分です。石炭を燃やしてでる高い熱を利用して鉱石の製錬を行い金属を取り出したり、焼き物を作ったり、ガラス、セメントを作ったりします。また、石炭のまま燃料として利用しないで、石炭を加工し、石炭ガス・コークス・練炭などの燃料を作り、利用しています。
・動力として
動力としての利用は、まず蒸気タービンなどを動かし、工業用動力として利用されます。また、汽車・汽船などの交通機関を動かす動力となって、火力発電用にも使われています。しかし、石炭にかわって石油がたくさん使われるようになったため、石炭を動力として使う量は大変少なくなってしまいました。
・原料として
タール・油類・ピッチなどが作られ、それらを原料として、染料・火薬・薬品などを作ったり、ナイロンなどの化学繊維も作られます。
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